カテゴリ: その他

デイヴィッド・チャーマーズの『リアリティ+』を読んでいたらシミュレーション仮説に関係する作品がたくさん紹介されていた。ちょっと気になったのでシミュレーション作品に関する作品のリストを作ってみた。リアリティ+で紹介されている作品に、自分で調べたものを加えたもの。
これらの作品のうち、映像作品は見ているのが半々くらいで、小説は自分ではほとんど読んでいない。なので細部が多少異なるかもしれない。ネタバレあり。網羅することを目指していないので、ここに挙げたもの以外にもたくさんあるはず(特に時代が新しくなるほど)。年代はすべて原著。

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GIFアニメを投稿したときに「失敗しました。以下の画像はアップロードできませんでした。アップロードできるのはjpg,png,gif形式で容量5MBまでです。縦横比が極端な画像は、アップロードできない可能性があります。」とエラーが出てアップロードできない問題が発生したので、対処法の備忘録を残す。

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いつの頃からかGoogleで「エベレスト」を検索すると、アマダブラムの画像が大量に出てくるようになった。主にコピペサイトが間違いを広めているのだが、産経、レッドブル、ナショナルジオグラフィックのようなまともなサイトも間違えている。

下はGoogleで「エベレスト」を画像検索した結果で、上位11つのうち6つがアマダブラムの写真だ(記事執筆時点)。赤い矢印をつけているのがアマダブラム。

エベレストで検索すると2

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デイヴィッド・ライク「交雑する人類」(2018年)

古代DNA革命が起きていることがよく分かるスゴイ本だ。DNA解析技術の発展により、2010年に初めて古代人のゲノム情報が解析され、その後、解析される試料数が年々加速度的に増えている。
古代ゲノムの解析により、過去の人々がどう移住したのか、どのような交雑をしたのかが解明され、考古学・歴史学・言語学の長年の論争に決着をつけている。

この本の中からヨーロッパ人の起源についてまとめる。

ヨーロッパはこの分野で一番研究が進んでいる地域で、解析された試料数が他より桁違いに多い。それによって明らかになったのは、古代ヨーロッパでは、従来住んでいた人がほとんど別の移住者に置き換わるという、置換に近いイベントが4回も起きたということだ。
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